〜闇の大神官VSズール

-----はじめに-----

ズールと闇の大神官アンコックとの戦いを描く外伝です。
ズールの野望のその後も描かれています...

例によって、ありえないようなカードバトルが繰り広げられます。

 

 

闇の大神官VSズール

●第0ターン●
ズール「――さあ、おとなしく[創造神]のカードを渡すがよい」
闇の大神官「なぜそうなる?」
ズール「我輩の方が、[創造神]のカードを持つにふさわしいからだ!
    我輩がそのカードを使えば、世界を支配できる!
    我輩が世界を支配した暁には、お前を大神官長にしてやるぞ!! 」
闇の大神官「悪くない話だが、私は神に選ばれし者!
       このカードは、誰にも渡すつもりはない!!」
ズール「ならば、どちらが[創造神]のカードを持つのにふさわしいか、決着をつけよう!」
闇の大神官「けっけっけ、神の生贄にしてやるわっ!
       もっとも、貴様程度のバイブル使いを喰らったところで、創造神は覚醒しないがな……
       ……さあいくぞ!」

ターン0(バトル開始前)
闇の大神官
LP:4000/☆1
・惨劇の館、闇の二重螺旋、闇、.太陽鳥
 
 
 
 
 
 
 
 
・時空船、時空船、血の召喚陣、鉄槌
ズール
LP:4000/☆1
 

 

●第1ターン●
闇の大神官「けっけっけ、神はすでに、私の手の中にある!」
ズール「――な、なにっぃ!」
闇の大神官「私のターンを始める!
     [闇の支配]を使用し、戦場を闇属性にし、
     [灼熱の太陽鳥](AT:650/DE:400)を攻撃表示で召喚し、ターンを終わる!!」

ターン1(終了時)
闇の大神官
LP:4000/☆1
・惨劇の館、闇の二重螺旋、無慈悲な聖獣王

灼熱の太陽鳥
闇・動物
☆1

850/600

 
 
  闇の支配
 
 
 
 
・時空船、時空船、血の召喚陣、天秤
ズール
LP:4000/☆1
 

 

●第2ターン●
ズール「我輩のターン、[賢者の石]を使用し、カードを2枚引く!
    [女神の天秤]を使用し、お前のユニットを破壊する!!」
無の大神官「ユニットを並べさせないつもりか!?」
ズール「(ニタリと笑って)戦術の基礎だからな〜
    [血の召喚陣]により、我輩の場のソウルを1つ増やす
    そして、[天使の時空船](AT:300/DE:1500)を攻撃表示で召喚し、攻撃!」
無の大神官「けほっ、100LPのダメージなど痛くもない!」
ズール「[追加召喚陣]を使い、さらに[天使の時空船](AT:300/DE:1500)を攻撃表示で召喚し、攻撃!!」
無の大神官「けほっ、そんなユニットで、攻撃を仕掛けるとは……
     ……闇属性の強力ユニットで、破壊してやる!」
ズール「我輩は、このバトルで、お前よりも創造神のカードの所有者にふさわしいことを示してやるのだ!
    ザコユニット同士の戦闘に興味はない!」
無の大神官「――――!?
    そういう意図があったのか……ならば答えてやらねばなるまい」
ズール「答えなら、ここにある!
    二体の[.時空船]の特殊性能を使用し、それぞれのソウルを1つ増やす!
    見よ、我輩の場とユニットのソウルの合計は、すでに7つ!!
    我輩の手に創造神があったらならば、次のターンにも召喚できるのだぞ!!!」
無の大神官「その状態で私の神を召喚すれば、攻撃力は5000!」
ズール「こ、攻撃力が5000だとっ!?」
無の大神官「けっけっけっ、私の神は、他の二体の創造神を凌駕する力をもつのだ!!」
ズール「な、なにっぃ!
    ――その言葉を聞いて、ますますお前の持つカードが欲しくなったぞ!
    我輩のターンを終了する!! 」

ターン2(終了時)
闇の大神官
LP:3800/☆1
・惨劇の館、闇の二重螺旋、無慈悲な聖獣王
 
 
 
  闇の支配
 

天使の時空船
光・機械
☆3

100/1300

天使の時空船
光・機械
☆3

100/1300

 
・―
ズール
LP:4000/☆2
 

 

●第3ターン●
闇の大神官「私のターン、カードを引いて――
     ――[惨劇の館](AT:100/DE:1100)を防御表示で召喚し、ターンを終わる!」
ズール「ふふふ、攻撃しないのか?」
闇の大神官「けっけっけっ、今はその時ではないのだよ」

ターン3(終了時)
闇の大神官
LP:3800/☆1
・闇の二重螺旋、無慈悲な聖獣王、血の代償

惨劇の館
闇・悪魔
☆1

300/1300

 
 
  闇の支配
 

天使の時空船
光・機械
☆3

100/1200

天使の時空船
光・機械
☆3

100/1200

 
・―
ズール
LP:4000/☆2
 

 

●4ターン●
ズール「我輩のターン!
    まずは、二体の[.時空船]の特殊性能を使用し、それぞれのソウルを1つ増やす!
    そして、[血の召喚陣]により、我輩の場のソウルをさらに1つ増やす
    さらに、[悪夢を喰う大蜘蛛](AT:1350/DE:1300)を攻撃表示で召喚!」
闇の大神官「ソ、ソウル数をそこまで増やすとは!!!」
ズール「驚いたか?
    これなら創造神を超える至高神をも召喚できるぞ!
    二体の[.時空船]を防御表示にし、ターンを終わる!!」

ターン4(終了時)
闇の大神官
LP:3800/☆1
・闇の二重螺旋、無慈悲な聖獣王、血の代償

惨劇の館
闇・悪魔
☆1

300/1300

 
 
  闇の支配
 

天使の時空船
光・機械
☆4

100/1200

天使の時空船
光・機械
☆4

100/1200

悪夢喰大蜘蛛
光・昆虫
☆3

1150/1100

・―
ズール
LP:2000/☆2
 

 

●5ターン●
闇の大神官「私のターン、引いたカードは[賢者の石]!
     これにより、カードを2枚引く!!」
ズール「わるあがきはやめたらどうだ?
    我輩こそ、神に一番近い男なのだ!」
闇の大神官「たしかに貴様は神に近い……」
ズール「―――!?」
闇の大神官「……しかし、やがて私は、神そのものになるのだ!
     私も、[血の召喚陣]を使い、LP1000と引き換えに、自分の場のソウルを1つ増やし、2つにする!
     さらに、魔法カード[連結召喚陣]を使用する!!
     このカードは、互いの場のソウルを互いの場のソウルを合計した数にする継続魔法!」
ズール「な、我輩の場のソウルは2つ、お前の場のソウルは2つ……
    ……互いの場のソウルが4つになるだと!?」
闇の大神官「これで、神を召喚する準備は整った」
ズール「創造神に敗れるのならば、悔いはない!
    さあ、我輩に神を見せてくれ!!」
闇の大神官「けっけっけっ、勘違いするな
     これは、私が神に選ばれたことを示しただけだ!
     貴様程度の奴に神はもったいない!
     貴様の場のユニットのソウル数の合計は11、
     [魂の代償]により、250×11の2750LPの神罰を与える!! 」
ズール「な、なにっぃぃぃぃ!!!!」
闇の大神官「帰って陛下に伝えるがよい
     もっとましなバイブル使いを寄越すようにとな!」

ターン5(バトル終了時)
闇の大神官
LP:2800/☆4
・闇の二重螺旋、無慈悲な聖獣王

惨劇の館
闇・悪魔
☆1

300/1300

 
 
連結召喚陣
闇の支配
 

天使の時空船
光・機械
☆4

100/1200

天使の時空船
光・機械
☆4

100/1200

悪夢喰大蜘蛛
光・昆虫
☆3

1150/1100

・―
ズール
LP:-750/☆4
 

 

 

オープニング
    光の大神官VSエレナ
    無の大神官VSバーンズ
    

エンディング

-----あとがき-----

ゲームでも、[賢者の石]は活躍するでしょうが、
サイドストーリーでも、これがないと、話が成り立たないかもしれません。
しかし、全ての登場人物が、[賢者の石]を使うと、有難みがなくなりますねぇー