ヤマトタケルは、景行天皇の子で、
九州の熊襲(くまそ)や東日本の蝦夷(えみし)を
討伐した英雄です。
このヤマトタケルは、死後、白鳥になり、
大和の国に飛んで行った、という伝説があります(日本書紀/第七巻)。
そして、天に昇る白鳥の姿が「羽を曳く」ようであり、
このことが羽曳野の地名の由来になったといわれています。
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2010年10月、大阪府羽曳野市にある白鳥陵に行きました。
近鉄南大阪線の古市駅が最寄駅です。
白鳥陵(しらとりのみささぎ)です。
軽里大塚古墳ともいい、古市古墳群の一つですねー。
白鳥となったヤマトタケルは、伊勢の能褒野(のぼの)から
大和の琴弾原(ことひきのはら)、さらに河内の古市(ふるいち)へ
飛んだといわれ、その三つの場所に陵墓が造られています。