〜ドクトル博士の教室命題

 

-----はじめに-----

第五章「千年の命題」の物語部は、
バトルではなく、詰め将棋的なものになっています。
今回は、そんな感じの話です。

 

 

●ある日のある場所●
Dr.ドクトル「第五章物語部の問題は、難しかったか?」
エレナ「……理論命題部ね
   ああいうのは苦手だし――」
ドクトル「…………」
エレナ「――それに、あたしには、決まったカードと戦術があるしねー」
ドクトル「そういう考えもあるじゃろう……
   ……だが、命題に挑むことで、バトルへの理解が深まる!
   それに、苦手だからといって、逃げていては、その時点でバトルに負けておる!!」
エレナ「なっ――!?」
ドクトル「では、この命題が解けるか?
   この問題は、『Q.3:コマ、ゴマ、ゴマ!』に似ているが、
   エレナ用にアレンジしてあるぞ!」

 

ターン5ぐらい
相手
LP:3200/☆1
・なし
 
 
 
 
 

白.ゴマ.
光・植物
☆1

300/500

黒.ゴマ.
闇・植物
☆1

300/500

金.ゴマ.
無・植物
☆1

300/500

・.天秤、早すぎ、金色の魔王、復讐の闇天使
自分
LP:4000/☆1
 

 

エレナ「ようするに、このターンで勝てばいいわけでしょ!」
ドクトル「そのとおりじゃ」
エレナ「まずは、三体の[ゴマ兵士(0301-)]で一斉攻撃、あと2300LPね
   [ゴマ兵士]の二体を破壊し、あたしの切札、[金色の魔王(0033)](1800/1800)を上級召喚&攻撃!」
ドクトル「あと500LPじゃな」
エレナ「次に、スキル[女神の天秤(0176)]を使う」
ドクトル「うむ、エレナの陣地のユニットが全て破壊されたぞ」
エレナ「ここで、再生スキル[早すぎた復活(0183)]を使う!
   蘇れ、[金色の魔王]!!」
ドクトル「待つのじゃ、エレナ!
   [早すぎた復活]は、捨山ユニットをランダムに再生召喚するスキル、
   捨山には、[金色の魔王]以外にも、3体のユニットが存在するぞ!」
エレナ「ノープロブレム!
   ……[.ゴマ兵士]が再生されちゃった
   よぉし、もう一度挑戦するわ!」
   ・
   ・
   ・
   …………また[.ゴマ兵士]が再生されちゃった
   確率的には、25%のはずよね」
ドクトル「エレナよ、問題はそこではないぞ!」
エレナ「なるほど、気合の問題ってわけね」
ドクトル「…………」

 

 

-----あとがき-----

エレナにとっては、ひっかけ問題ですねー
彼女の方法でもいいのですが、まあ50点といったところです。
確率の問題になってしまうので……

一応、解答例です。

1. ゴマ兵士で総攻撃
2.天秤→早すぎ→ゴマ(AT=150)で攻撃
3.LPぎりぎりまで、ゴマの特殊性能を使用、
 このとき、自身の上に召喚していくこと

4.復讐の闇天使(0017)を上級召喚して、攻撃!!

 

お疲れ様でした!

 

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