藤原清輔(きよすけ)は、平安時代末の歌人です。
誦文(ずもん)とは、呪文で、
要するに、おまじないのことです。
藤原清輔が残した歌学書の「袋草紙(ふくろぞうし)」には、
誦文の和歌も取り上げられています。
たとえば、庚申しないで寝てしまうための誦文の歌が載っています。
しや むしは いねやさりねや わかとこお ねたれどねぬぞ ねゝどねたるぞ
(しやく虫は 去ねや去りねや 我が床を 寝たれど寝ぬぞ 寝ねど寝たるぞ)
和歌の力は凄いですねー
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2017年9月、京都に行きました。
東洞院通です。
東洞院六条交番です。
藤原清輔の屋敷があったのではないかというのは、
この辺りではないでしょうか。。。