〜空也上人の将門供養〜

 

空也上人(903-972)は、庶民に念仏をすすめたことで、
市の聖とも称される、平安時代の僧です。
平将門(-940)は、平安時代の豪族で、
日本三大怨霊の一人、といわれています。

 

京都市下京区の膏薬図子という狭い路地に
神田神宮(京都神田明神)があります。

この地で晒し首にされた将門を
空也上人が供養したのです。
空也供養と音が似ていたので
膏薬になったのですね
(「拾遺都名所図会(巻一/平将門社)」)。

 

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2019年7月、祇園祭の後祭のとき、膏薬図子に行きました。

図子(辻子/ずし)とは、小路よりも狭く、
道の先が見えない路地のことです。

 

京都神田明神です。

ご利益がありそうですねー

 

 

 

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